水について思ったこと
水道水には消毒用の塩素が入っています。これは塩素の殺菌効果によって病原菌などから水道水を守り、いつでも安全な水が蛇口から出てくるように法令で定められているからです。
しかし考えようによっては、安全な水ではあるけれど「病原菌がいない」水が出てくるのではなくて、塩素という毒薬で殺菌された「病原菌の死骸がいる」水が蛇口から出てくるわけです。
水道の水質基準では「一般細菌:100集落/1mL以下」とか「大腸菌:検出されないこと」などと書いてありますが、これらは塩素を入れた後の値で、塩素を入れる前はどれくらい細菌類がいたかはわかりません。
熱帯魚の飼育水にはろ過バクテリアなどが繁殖して有機物を分解してくれているのですが、浄水場でも河川などから汲み上げた水を同じように生物ろ過していますし、もともとの河川の水にも細菌がいるはずです。それを塩素で殺菌したのが水道水になるわけですから、極論すれば熱帯魚の水槽の水に塩素を入れたものが水道水だということになります。
もちろん水道の水質基準には化学物質やイオン、臭気などいろいろな項目があるので、水槽の水に塩素を入れただけで水道水になるはずはないのですが、細菌に限っていえば蛇口から出てくる水の中にも「たくさんいた」ということです。
ちなみに熱帯魚の水槽の水には病原菌のほかに寄生虫などもいる可能性があるので、なるべく飲まないほうがいいらしいです。我が家の場合は冷凍赤虫入りの水なので、絶対に飲みたくないし絶対に飲みません。
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